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外国人参政権 国のあり方を政争の具にするな

読売新聞の社説

あったりまえのことなんだけどね…



◆外国人参政権 国のあり方を政争の具にするな

永住外国人への地方参政権付与という、すでに決着したはずの問題が、なぜ、こうも繰り返し、蒸し返されるのか。

韓国を訪問した民主党の小沢代表が李明博次期大統領と会談し、「もたもたしているのは非常に遺憾だ。実現できるよう努力したい」と述べ、法案の早期の国会提出、成立に強い意欲を示した。

だが、憲法の規定や、国のあり方という基本的な観点から見て、たとえ地方であっても、外国人に参政権を認めることはできない

1995年の最高裁判決は、憲法15条の公務員を選定・罷免する権利は、日本国籍を持つ「日本国民」にある、と明示した。地方自治体の首長や議員を選ぶ「住民」も「日本国民」としている。

憲法は、地方も含め、外国人の参政権を明確に否定している。地方自治も憲法に基づく秩序の一環だ。憲法に反することは許されない。

地方自治体は、住民の権利・義務の規制や、罰則を含む条例の制定など、国と類似した「公権力」の行使を行う。公共サービスだけでなく、国の安全保障や教育内容など、国の基本政策に関する問題にもかかわる

武力攻撃事態法や国民保護法は、有事の際の国と自治体の協力を定めている。日本に敵対する国の国籍を持つ永住外国人が選挙権を行使し、国と地方の協力を妨げれば、日本の安全が脅かされる。

民主党内では、永住外国人への地方参政権付与を推進する議員連盟が発足する一方で、慎重論を唱える議員連盟が設立された。外国人に地方参政権を付与した場合、国の基本を揺るがす恐れがあるという強い懸念があるからだろう。

地方参政権付与論が蒸し返されるのは、95年の最高裁判決が、傍論部分で、永住外国人への地方参政権付与は憲法上、禁止されておらず、国の立法政策にかかわる問題としているからだ。

だが、傍論は明らかに本論と矛盾し、法的拘束力もない。傍論を根拠にした地方参政権付与の主張は、無理がある。

問題なのは、民主党内で、「自民、公明両与党分断の揺さぶりになる」という判断が加わって、地方参政権付与の推進への積極的な動きが出ていることだ。

地方参政権付与を主張する公明党は既に法案を国会に提出しているが、自民党内に慎重論が強く、たなざらしのままだ。だが、民主党が公明党と同様の法案を提出すれば、公明党は賛成し、自民党も動揺する、と見ているのだろう。

国のあり方にかかわる問題に政略的な思惑で対処することは、許されない。

ソース・YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080222-OYT1T00802.htm




ま、至極マトモな主張です。

この社説が主張しているように、この問題は「国のあり方」にかかわる極めて重要な問題だが、残念ながらそういう認識を持つ人は多くないのかもしれない。

「ま、いいんじゃねぇの」

「税金を払ってるんだから地方参政権くらいあげてもいいじゃん」

「日本で生まれ育った人に参政権がないのは差別じゃないの?」

「韓国も認めてるんだから、日本も認めるべき」

「強制連行で無理やり連れてきた人達とその子孫なんでしょ、じゃ認めてあげないと」

上記のような意見を持つ「無知無関心」な国民が多いということは、国会議員だけに「政争の具にするな」と言ったところで、その声はどこまで届くのか疑わしいと言わざるをえない。だって、必然的に政治のレベルは国民のレベルを反映するワケですから…

のっけから悲観的なことを書いて恐縮だが、知らないうちにあるいは無関心なうちに「国のあり方」を左右する危険な法案が成立し、後から悔やんでも遅いのである。そうならないためにも我々はこの問題に真剣に向き合っていかなければならないと思う。

ということで、上記のような外国人参政権問題についてあまり認識のない人にもわかりやすく解説しているサイトがありましたので、ちょっと長いけど最後に引用します。





◆国際派日本人養成講座

国家とは国民が力を合わせて運行する船だ。国籍は、その船の一員となるという意思表示である。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog155.html

■1.税金を払っているのだから、投票権をあげるべき?■

娘 お父さん、ちょっと教えてくれない。難しい宿題が出たの。在日外国人の地方参政権について、小論文を書きなさい、というんだけど。

父 高校生ともなると、宿題も難しくなるね。先生は何か解説してくれたのかい。

娘 ええ、日本に住んでいる外国人に対して、市長選や市議会選挙などの投票権をあげようという事だって、教えてくれたわ。日本に住んでいて、日本人と同様に税金を払っているのだから、投票権はあげるべきだって。

父 ほう。なかなか面白いことを言うね。税金を払っていれば、投票権を持てる、というなら、裏返せば、税金を払っていなければ、投票をする資格はない、という事になる。となると、うちの田舎のおばあさんは年金暮らしで税金を払っていないから、投票権はとりあげるってことになるのかな?

娘 そう考えれば、ちょっと変ねえ。確かに学生や収入の少ない世帯で税金を払ってない人も、投票権はちゃんとあるわね。

■2.税金を納めているなら、それなりのことはしてあげるべき■

父 税金を納めていない人にも、選挙権が認められたのは、イギリスが1918年、日本では7年遅れの1925(大正14)年。ちなみにアメリカでは、黒人の政治参加を合法的に排除するために南部諸州は選挙人資格として人頭税を導入していて、これが完全に撤廃されたのは、なんと1960年だった。財産や収入と関係なく、すべての国民は、政治に参加すべきだ、というのが、ここ1世紀ほどの民主主義の発達で確立された普通選挙の大原則の一つなんだ。税金と選挙権が関係あるように言うのは、この民主主義の大原則を知らない人間の言うことだよ。

娘 でも、税金を納めているなら、それなりのことはしてあげるべきじゃないの?

父 してあげているさ。たとえば道路や公園を使い、消防署や警察や裁判所にも守ってもらい、子供がいれば公立学校にも入れてもらえる。これらはすべて税金によってまかなわれているんだ。だから、日本で生活したり、商売ができる、というだけで、税金に見合ったサービスは受けているわけだ。

■3.日本に生まれても投票権がないのは差別では?■

娘 税金と参政権とを関係づけるべきでない、ということは分かったけど、私たちみたいにたまたま日本人の家に生まれた人だけが投票権を持てて、在日の人のようにこの日本で生まれても投票権がないのは、差別じゃないのかしら。

父 いや、それもちょっと違うな。約53万人いる在日韓国人・朝鮮人でも、毎年1万人位が帰化して日本の国籍をとっている。国籍さえとれば、地方参政権どころか、国政での選挙権も持てるし、国会議員にだって立候補できる。国籍をとっているのは在日韓国人や朝鮮人ばかりではない。アメリカから来たお相撲さんの小錦や武蔵丸も帰化している。ブラジルから来たサッカーのラモス・瑠偉や、中国出身の卓球の小山ちれは、日本代表として活躍している。みんな私たちと同じ立派な日本国民だ。お父さんの会社にも、中国出身の技術者がいるが、彼も奥さんともども帰化して、我々の仲間として立派に働いている。日本国民というのは、生まれや人種、民族とは関係ない。日本の国籍をとり、日本国民として生きていこう、という意思表示をした人のことだ。もちろん、帰化を許されるにはそれなりの面倒な手続きや要件がいるが、それは技術的な問題で、必要に応じて改善すればよいことだ。

■4.なんで国籍にそんなにこだわるの?■

娘 なんで国籍にそんなにこだわるのかしら。お父さんの本籍は九州なのに、東京都民として選挙権を持っているじゃないの。外国人だって、本籍は外国でも日本に住んでいるなら、選挙に立候補したり、投票したりしてはなぜいけないのかしら。

父 (苦笑して)本籍とはうまい理屈を持ち出したね。それではこう言ったら、ピンとくるかな。国とは我々国民が力を合わせて、運行している自家用船のようなものだ。その目的地や航海ルートを決めるのは、我々オーナーの責任であり、権利でもある。間違った航路をとって、暗礁に乗り上げたら、船底に穴が開いて、皆一緒におぼれてしまう。その大事な舵取りを選ぶというのが、選挙なんだ。在日外国人とは、この船にたまたま乗せて貰っているお客さんのようなものだ。当然、サービスを受けるのだから、税金という代価を払って貰わねばならない。しかし、これは旅客船ではないから、行き先について、注文をつける権利はない。違う目的地を目指したいなら、他の船に乗り換えるか、自分自身の船で行って貰うしかない。国民とは船のオーナーなのだから、燃料代や修繕のためのお金を出すことはもちろん、嵐の時や、海賊が襲ってきた時には、みんなで船を守らなければならない。お客さんは別に自分の船があるのだから、危なくなったら自分の船に戻ればいいが、我々はそうはいかないんだ。英語で、"We are on the same boat."という言い回しは習ったかい? 「我々は同じ船に乗っている」ということは、無事に目的地に着くのも一緒、沈むのも一緒、ということだ。日本語にも「一蓮托生」、つまり同じの蓮の葉に乗って身を託している、という言葉がある。国家とはそういう運命共同体なんだ。国籍をとる、ということは同じ船の一員として一緒にやっていきます、という宣言なんだ。

■5.ヨーロッパではお互いに地方参政権を認め合っているのに■

娘 でも、先生が言っていたけど、ヨーロッパ連合の国々では、お互いに地方参政権を認め合っているそうよ。このグローバル化の時代にいつまでも国にこだわるのは、古いんじゃない?

父 EU、ヨーロッパ連合というのは、国をなくそうといことじゃなくて、ヨーロッパの国々が一つのもっと大きな国にまとまろう、ということだ。アメリカの各州がまとまって、アメリカ合衆国になるようなものだ。船で言えば、お互いをロープで結び合って、一つの船団として運命共同体になろう、ということなんだ。だから、EU諸国どうしでは地方市民権を認めても、たとえばドイツにいる200万人ものトルコ人労働者には、地方参政権は与えられていない。

■6.韓国と日本でお互いに地方選挙権を与え合えば■

娘 韓国の金大中大統領が、韓国と日本でお互いに地方選挙権を与えあおうと言ってたそうなんだけど、それならEUと同様、お互い様でいいんじゃないかしら。

父 韓国と日本とが、EU諸国のように通貨や経済も一緒にして運命共同体としてやっていこうという意思があるなら、それも結構だが、それが何もない現状で参政権だけ与えあうというのは、いたずらに摩擦を増やすだけだと思うよ。だいたい在日韓国人・朝鮮人は約53万人もいるが、在韓日本人はわずか300人だ。これではとても「お互い様」などとは言えない。たとえば、在日の人が多く住んでいる町では、その票だけで市会議員になれる可能性がある。普通の議員でも、固まった票を持つ在日の団体が強硬に反対することは、主張できなくなるだろう。その影響力は全然違う。ちなみに、在日の人たちは本国での被選挙権を持っている。1988年の韓国での国会議員選挙では民団という在日韓国人団体の副団長が、全国区で出馬して当選している。北朝鮮の方は、今でも在日の国会議員が7人いる。本国で国会議員をやっている人たちが、日本で地方政治を左右することになる。一つの船の中で、別の船の乗組員達が集団で強い発言権を持ったら、まとまりがつかなくなる恐れがある。

娘 でも、国政とは違って、地方政治なんだから、そこの住民の意思を尊重することは当然じゃないの?

父 国会議員の選挙が、この船で舵取りをする人を選ぶということだとすれば、地方選挙は、船の一部、たとえばエンジン・ルームの責任者を選ぶということだ。エンジン・ルームの責任者が、自分の部屋のことだけ考えて、エンジンがうるさい、熱いから止めろ、と言われては困るんだ。地方政治とは言っても、船全体の事を無視して地域のエゴに走ったら、船は進めなくなってしまう。国政と地方政治とは別々だ、などとは言えないよ。

■7.強制連行されたんだから■

娘 理屈はそうかもしれないけど、現実に在日の人たちは日本に強制連行されて、帰れなくなった人たちでしょう。そのおわびとして、地方参政権くらいあげてもいいんじゃないの?

父 おやおや、先生がそんなことを言っていたのかい? その意見は、論理としても、事実としてもおかしい。まず論理としてだが、強制連行されたのがたとえ事実だとしても、参政権を代償にするというのはお門違いだ。ある船にさらわれてきた人たちが、その犯罪の補償としてエンジンルームの管理者を選ぶ投票権を与えよ、というのと同じだ。さらわれたのなら、きちんと謝罪し、もとの船に返し、その間に発生した損害を補償せよ、というべきだろうね。事実としてもおかしい。戦争が終わったときに日本にいた朝鮮の人々は約200万人と言われている。在日韓国青年会が一世の人たちに渡日理由をアンケートで調査したら、経済的理由が39.8%、結婚・親族との同居が17.3%、徴兵・徴用が13.3%、その他が20.2%だった。この徴兵・徴用を「強制連行」などと言っているのだろうが、それは昭和14年7月にまず内地の日本国民に対して行われたことで、朝鮮半島に適用されたのは、終戦わずか1年前の昭和19年9月からだ。戦争末期を除いて、内務省は朝鮮半島からの渡航を厳しく制限していたので、不正渡航で摘発された朝鮮人の数は、戦時中の昭和17年でも4,810人にのぼっている。豊かな生活を夢見て潜り込んでくるのは、今の中国人の密航者と同じだ。徴兵・徴用以外の90%近くの人々は、自分の意志で日本に来たんだよ。さらに戦後、昭和20年9月から、24年にかけて、日本政府による朝鮮人の引き揚げ作業が行われた。この時、帰りたい人は、基本的にすべて帰させたんだ。200万人のうち、150万人ほどが帰国している。現在、日本にいる在日の人たちは、この時に自らの選択で日本に残った人か、その子供や孫達なんだ。だから、日本に強制連行され、帰れなくなった人々、などというのは、事実ではないし、これらの人々を侮辱する言い方だと思う。こういう人たちはすでに半世紀も我が国に住んでいる。 2世、3世の9割の人々は日本人と結婚し、毎年1万人もの人々が日本国籍を取得している。我々はこういう人々を同胞として、喜んで迎え入れるべきなんだ。

■8.なんで日本に帰化しないの?■

娘 それなら、なんでみんな日本に帰化しないのかしら。

父 自らの祖国に愛着を持ち、忠誠を誓っている人も多いだろう。それはそれで立派なことだ。そういう人々は同胞ではなく、尊敬すべき隣人としてつきあっていくべきだろうね。もう一つの理由は、在日韓国人というのは法的には日本人や韓国人よりも恵まれた地位にあるんだ。在日の人は就労ビザなしで日本でも韓国でも自由に行き来して仕事ができる。日本人にも韓国人にもない特権だ。また韓国に住んでいれば兵役の義務があるが、在日ならそれもない。これだけ恵まれた立場で、普段は日本人と同様の生活ができるなら、わざわざ面倒な国籍取得をしようという気も起こらないのは人情だろう。逆に、そういう特権を捨ててまで、きちんと日本国籍をとって、日本国民として生きていこう、という人々の決意を高く評価したいね。日本に生まれて、日本人としての自覚もないままに、俺は地球市民だ、などと言っている人たちより、この船で一緒に航海していく同胞としてはるかに頼りがいがあるよ。

娘 うーん。理屈としては分かったけど、なんかもう一つピンとこないなあ。

父 それはお前が、国家の大切さ、有り難さを体験として実感したことがないからだ。日本という温室の中で甘やかされるだけで、小さな国を一生懸命守っている国民の苦心・苦労も知らなければ、国家の価値を実感することはできない。まずは国際派日本人養成講座でスイス国民やフィンランド国民の苦闘の歴史を読んでごらん[a,b]。この問題にどういう立場をとるか、それはお前自身の責任だが、いずれにしろ、しっかりした論理的思考力と最低限の知識をベースにして、自分の立場を築いて欲しい。「税金を払っているから参政権を」と言われて「なるほど」と納得してしまうようでは、我が国の民主主義すら守れないよ。お前たちの世代は、これからこの日本丸を運行して国際社会の荒波を渡っていくんだから、それだけの力量を今の内にしっかり養って貰いたいな。




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国内政治 | 【2008-02-23(Sat) 10:23:33】
Trackback:(0) | Comments:(1)
コメント

差別だなんだとのたまうキチガイにかぎって「傍論」持ち出すことが多いけど、あれ、何の権威もない正に"便所の落書き"並のたわごとですから。判決と他に裁判官が独り言言ってるだけ。

外国人参政権を推進してる連中は全員「外患誘致」ですから。
一番重い犯罪の一つ。
2008-02-23 土 14:03:39 | URL | Nagatsuki #- [ 編集]
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